2010年度龍谷大学国文学会 総会・研究発表会のご報告
先般ご案内した2010年度龍谷大学国文学会 総会・研究発表会ですが、
皆様のおかげで、無事執り行うことができました。
たくさんのご来場、誠にありがとうございました。
以下、その時の様子をご報告いたします。
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◆2010年度総会・研究発表会(2010,6/26)
開始時刻 13:30
会場 大宮学舎 清和館 3階ホール
●研究発表会
・『莠句冊』第3篇「求塚」第三説における典拠―長恨歌との関係―
本学大学院博士後期課程 高橋 清久 氏
〈発表者コメント〉
都賀庭鐘『莠句冊』第三篇「求塚」の段における「長恨歌」との関係について発表させてい
ただきましたたが、ご指摘を賜り、新たな課題ができました。
何故庭鐘の時代になって『日本書紀』なのか、また『莠句冊』序文における「神代」のこと
は本当に『日本書記』を指すのかなど、まだまだやるべき課題は残されていると実感いたし
ました。
・現代日本語における複合辞ヲメグッテとニツイテ
本学大学院博士後期課程 真仁田栄治 氏
〈発表者コメント〉
国文学会発表を終えて
伝統ある龍谷大学国文学会で発表させていただき、とても感謝しております。
この学会に恥じないよう気負いすぎて内容を盛り込みすぎたため、
発表時間が足りず、十分な質疑応答ができなかったのが心残りです。
・入試の中の『徒然草』
甲南高等学校・中学校教諭 田村 信平 氏
〈発表者コメント〉
研究発表会及び懇親会の席上におきまして貴重なご意見を多く賜りました。
ありがとうございました。
今後さらに『徒然草』の教材史的研究を深めたいと考えております。
甲南高等学校・中学校教諭 田村 信平